Molecular Science第15巻の道案内

WebジャーナルMolecular Scienceの第15巻が電子公開となりましたことをお知らせいたします。第15巻は、Award Accounts 4報、Review 2報の計6報で、すべてフリーアクセスでご覧いただけます。Award Accountsでは、片山 耕大博士には「色覚視物質の赤外分光解析を中心とした構造生物学研究」を、井上 賢一博士には「時間分解ヘテロダイン検出振動和周波発生分光法の開発と界面ダイナミクスの解明」を、倉持 光博士には「数サイクルパルスを用いた極限分光計測による複雑分子系のフェムト秒構造化学研究」を、畑中 美穂博士には「ランタノイド発光材料の理論的研究 ─近似計算法の開発とその応用─」を、ご紹介いただきました。

Reviewの2記事では、分子科学研究所の岡本 裕巳博士には、「キラル光学効果(光学活性)の常識と常識はずれ 初心者による,初心者のための」についてご寄稿いただき、また大阪大学の谷口 正輝博士には、「1分子科学の進展」をご執筆いただきました。

以上簡単な道案内ですが、是非記事をご覧いただければ幸いです。分子科学の魅力を、分野外の方にも感じていただけるよう、Article, Award Accounts, Reviewは科学技術振興機構のJ-STAGEにオープンアクセスで掲載しております。今後とも、Molecular Scienceをご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021年8月27日
分子科学会学会誌
Molecular Science
編集委員長 田中 秀樹
副委員長 根岸 雄一
委員 重田 育照
委員 菅井 俊樹
委員 住吉 吉英
委員 武田 佳宏
委員 西川 浩之
委員 二本柳聡史
委員 福澤 薫 
委員 伏谷 瑞穂
委員 松田 欣之