[分子科学会速報20-120] 第6, 7回計算量子物質科学オンライン座談会

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[分子科学会速報20-120]  第6, 7回計算量子物質科学オンライン座談会
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速報発信者:水上渉(大阪大学)


第6, 7回計算量子物質科学オンライン座談会

分子科学会のみなさま
(複数のメーリングリストに同様の内容を投稿しています。
重複して案内が届いた方はご容赦下さい。)

大阪大学量子情報・量子生命研究センターの水上渉と申します。
量子計算物質科学を中心に、設定したテーマに沿った議論・交流を深める、
Zoomを利用したオンライン座談会
“Quantum Computational Material Science Roundtable”
第6, 7回のご案内です。


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第6回 物質科学に量子アニーリングマシンはどう使えるのか?
日時: 2020年11月2日16:00-
講演者: 西村光嗣(Jij)
発表題目: 量子アニーリングマシンの量子力学シミュレータとしての活用

量子力学に基づく物質の振る舞いをシミュレーションする手法として、
量子モンテカルロ法を初めとする既存のコンピュータによる数値計算手法が
数多く提案されてきましたが、近年の量子コンピューティング技術の発展に
伴い、量子デバイスを用いて直接物質の振る舞いを再現するシミュレーショ
ン手法が提案され始めています。本講演では講演者の取り組む分野である
量子アニーリング技術に焦点をあて、量子アニーリングマシンによる量子
シミュレーションの現状、方向性について紹介します。
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第7回 続 量子計算物質科学はどこに向かうのか?
日時: 2020年11月30日16:00-
講演者: 三宅隆(AIST)
発表題目: データ駆動物質科学における計算科学
マテリアルズ・インフォマティクス(MI)が産業界に着実に浸透する一方で、
新物質開発や物性解明の基礎研究においてデータ駆動手法がいかなるインパ
クトを与えるか、試行錯誤が続いています。過去10年間のMIの世界的潮流を
第一原理計算は牽引してきました。磁性や超伝導に対する研究事例を紹介し、
MIの可能性と計算科学の役割を考察します。
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参加をご希望の方は、webページ
https://shinaoka.github.io/QCMSR/
の登録フォームから事前に参加登録をお願い致します。
一度参加登録していただくと、次回以降、講演情報・Zoomリンクが適宜、
配信されます。
第6, 7回に参加予定の方は、それぞれの開催日の前日までにご登録ください。

【座談会世話人(順不同)】
品岡寛 (埼玉大)、大久保毅 (東大)、水上渉(阪大)、大槻純也 (岡山大)、
三澤貴宏 (早稲田大)、井戸康太 (東大)、森田悟史 (東大)、
杉崎研司 (大阪市立大)、山地洋平 (東大)、藤堂眞治 (東大)、
明石遼介(東大)


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分子科学会速報
発行:分子科学会
http://www.molsci.jp/index.html
速報投稿規程等は下記をご覧下さい。
http://www.molsci.jp/bulletin.html
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